暴力被害者への心理援助

  • 2020.02.04 Tuesday
  • 17:32

カウンセリングとは治療者がクライエントの話を傾聴し

ゆっくり時間をかけて自己理解や心の変容を目指していくものですが

当事者が日常的に暴力にさらされている場合

カウンセリングよりも優先させるべきことことがあります

命に関わるという点ではDVや虐待だけでなく

場合によってはいじめやパワハラにも当てはまることですので

タイトルではあえて「暴力被害者」という言葉を使いました

 

 

^汰瓦粒諒

 

何よりも大事なのは、当事者を暴力から守ることです

危険度が高いほど緊急的な介入も必要になります

シェルターなど安全な場所へ避難する、第三者に入ってもらう等

とにかくこれ以上暴力を受けないようにしなければなりません

 

 

⊂霾鹹鷆

 

暴力から守られたとしても、当事者は今後のことが不安でたまらないはずです

自分や子どもの生活がどうなってしまうのか

加害者から報復を受けるのではないか

どのような法的手続きがあり、どのような生活支援を受けられるのかを

できるだけ明確にして伝えることで不安を和らげるようにします

支援者は関連機関とのネットワークを密にし

本人が今後の流れを理解し安心できるように配慮します

 

 

カウンセリング

 

安全と安心が確保されて初めて心理カウンセリングの準備が整ったといえます

PTSDのようにあらゆる症状を呈することも多いため

必要に応じて薬物療法も並行しながら心の回復を目指します

傷ついた自尊心を回復させるのは一朝一夕にはいきませんが

暴力は不当なものであり決して自分の責任ではないこと

暴力のない世界で自信を持って再出発して良いことを本人が理解できるよう

支援者は繰り返し伝えていく必要があるでしょう

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