こころの仕事に対する誤解

  • 2019.11.26 Tuesday
  • 16:03

「心を読まれそう」

 

 

これは臨床心理士あるあるだと思うのですが

人の心に携わる仕事をしています、と言うと

「心を読まれそうで怖いな〜」と冗談っぽく言ってくる人が結構います

 

人の心なんて読めるはずがありません

全国の3万5000人の臨床心理士が本当に人の心を読めるとしたら

こんなに怖ろしいことはありません

そしてもし仮に人の心を読める人がいたとしても

それを得意になって人前で披露していたとしたら

臨床家失格です

マジックショーとして人を楽しませるだけならまだいいですが

そういったエンターテインメントと

私たちが行う「臨床」は全く別物だということを

強調しておきます

 

私たちが目指すのは、クライエントが主体性を回復させ、

自分の力でより良く生きていけるように手助けすること

その中では当然、よく分からないこともあるし、

深い絶望に突き当たることもあります

そこに徹底的に付き合い、一緒に悩み、苦しむこと

こちらの理解を伝えることはあっても

答えを与えることはありません

人の心がいかに複雑怪奇で読めないものかをよく理解していること

それが臨床家です

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