相互的なもの

  • 2020.06.10 Wednesday
  • 17:42

映画『英国王のスピーチ』を観ました

 

 

どんなに患者が抵抗しても、治療構造は一切妥協しないところ

それでいてユーモアを失わないところは、さすが西洋だなと思いました

日本人同士だとなかなか難しい

治療者と患者の関係はそう単純なものではなくて

半信半疑、信頼の萌芽、怒り、破局、依存、再びの信頼、、、刻々と変化していくもの

映画では吃音の治療でしたが、それはまさに心理療法

 

スピーチのシーンは、思わずこちらの全身が強張ってしまうほど緊張感溢れるものでした

目の前で自分をサポートしてくれていたライオネルの姿は

やがてジョージ6世の心の中に内在化され、自分を支えてくれるようになります

 

自分への自信というものは、誰かに与えてもらうものではないし

かといって自分の努力だけで獲得できるものでもない気がします

上記のように、治療者との間の交流が展開していくこと

そして、国民が自分の言葉を待ち望んでいてくれること

自分はそれに応えること

そうした相互的なやりとりの中で、国王としての威厳が滲んでくるジョージ6世の姿は

圧巻でした

 

 

スピーチが苦手な人

幼い頃、何かを矯正されたり禁止されたり強いられたりした痛みがどこかに残っている人

ぜひご覧ください

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